カードローンなど無担保融資の貸し倒れが、メガバンクの火種になりつつある。ローンの返済を保証するノンバンク大手3社の貸倒関連費用は2017年度に約1400億円と前の年度から13%増え、6年ぶりの高水準になった。相対的に高い金利で融資するカードローンはメガ銀の業績を下支えしてきたが、一転して重荷になる可能性もある。

 都内在住のある女性会社員は銀行カードローンの借入額が年収を上回る。毎月の返済額は月収…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32006110Q8A620C1EE9000/