韓国サムスン電子が人工知能(AI)の開発を一気に本格化する。推進役となる幹部ポストと海外3カ国の開発拠点を新設し、2020年までに技術者1千人体制とする。AI向けに情報を高速処理する半導体や、新薬の開発につなげ、半導体メモリーに続く新たな経営の柱を育てる。事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が主導し、出遅れが指摘されるAIで巻き返しを狙う。

 サムスン関係者によると、AIなどの新分野や新事…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31712660T10C18A6FFE000/