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2018/06/02(土) 07:19:29.79ID:CAP_USER「AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を使った、リカーリングビジネスを強化したい」
車谷会長は5月15日の決算会見で、従来の機器売り切り型ではなく、周辺サービスなどで稼ぐリカーリングを今後の柱に育てる意向を表明した。東芝が強みを持つ工場監視システムなどを、AIと連携させ、遠隔で自動的に最新機能へ更新できる有料サービスモデルなどを次々と構築し、それを世界展開すれば安定収益を稼げるというわけだ。
だが、同様のモデルは既に日立製作所や三菱電機も取り組み、実際に成果を上げつつある。そうした中で、不正会計問題の発覚以降、人材流出が続いた東芝がどうサービスを差別化し、収益への貢献につなげられるかが大きな課題になる。
東芝は、ここ数年で事業売却を重ね2019年3月期の連結売上高が3兆6000億円とピークから半減する見通し。半導体売却で得る資金の多くを充てるリカーリングを早く育成できなければ縮小均衡からは抜け出せず、名門の復活は遠のく。(今井裕治)
2018.6.2 06:11
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180602/bsc1806020500001-n1.htm