0001ノチラ ★
2018/05/11(金) 22:08:13.22ID:CAP_USER「行員は不正に関与しておらず、むしろ販売側にだまされた被害者だ」。スルガ銀はこれまでこう強弁し、自らの責任を認めてこなかった。しかし行員を対象にした聞き取り調査の結果、それを覆さざるを得ない情勢だ。
スルガ銀行員の関与はこれまでも疑惑が持たれていた。同行から多額の融資を受けてシェアハウスを購入し、返済不能に陥った所有者の弁護団は、かぼちゃの馬車運営会社のスマートデイズとスルガ銀行員が結託して不正融資を拡大したと主張。7日には不動産業者と行員の電話音声という録音データを公開し、「いじくれない販売会社がいたらどうする」と尋ねる業者に対し、行員とされる人物が「彼はそこそこできる」と改ざん可能な会社名を挙げるやりとりを暴露していた。
スルガ銀行は1980年代に法人向け融資中心の従来型営業から、個人向け融資に事実上特化する「リテールバンキング」に切り替え、不動産向けローンなどを積極展開。大手銀行なら最短でも2週間かかる審査を5営業日で終わらせる迅速な審査で知られてきた。比較的金利が高い投資用物件への融資は同行の高収益を支えてきたが、スマートデイズ破綻で多額の借金を抱えた所有者は約1000人に及び、スルガ銀は貸し倒れ引当金を積まざるを得ない状況だ。
金融庁は4月13日、スルガ銀の立ち入り検査に着手。融資審査に使われた書類で、銀行口座の預金残高や源泉徴収票に記載された年収が水増しされていたことをすでに確認した。ある幹部は「厳しい処分を出さざるを得ず、経営責任も問われるだろう。自社でも第三者委員会を早期に設置して徹底的にうみを出してほしい」と指摘した。
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