NHK NEWS WEB 5月11日 10時52分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180511/k10011434691000.html

岐阜県の長良川で、アユ漁が11日に解禁され、卸売市場で天然アユの初競りが行われました。

岐阜市の中央卸売市場では、長良川で捕れたばかりの天然のアユが運び込まれ、午前6時から初競りが行われました。

仲卸業者や鮮魚店の店主などおよそ40人が、木箱に入ったアユを囲んで値段を表す合図を手で示しながら
次々と競り落とし、威勢のいい掛け声が響いていました。

卸売市場によりますと、11日の入荷量は天候に恵まれたことから平年よりやや多い60キロで、
体長は9センチ〜17センチと平年並みだということです。

最高値となる1キロ当たり2万5000円のアユを競り落とした岐阜市の鮮魚店の内藤彰俊さん(37)は、
「目が澄んでいて色つやがいいものを選びました。年に1度、きょうだけの味を楽しんでもらいたいです」
と話していました。

競り落とされたアユは岐阜市内の料理店などで提供されるほか、名古屋市の百貨店などでも
販売されるということです。