人口が多ければ良いって訳じゃない。
確かに 人口が増えれば、一般的にはGDPも増える。

でも昔の日本は「貧乏人の子だくさん」と言われた。
また 江戸時代以前は 「どうしたら食扶持を減らせるか?」を、貧困層や下級身分では真剣に考えてた。

明治 大正 昭和初期は
農村や軍事を考えると、人口を国力と考えるのは
農業生産力=単純労働力の確保
軍事力= 男の兵隊、特に末端歩兵の確保で
ボロ雑巾の様にコキ使いまくり、 駄目になったら使い捨てにできる人間 を考えてた。

人口増が消費パワーになり、それが経済規模とGDPを増やす のは確かだが
今や日本で使われる消費材は 海外製も多い。
また天然資源や食料 肥料や飼料も含め 海外産の輸入が多い中で
消費増=純粋なGDP増 に繋がるか?は疑問。

国の効率を上げ、ダウンサイジングしていき、人口一人当りのGDPを増やし
人口一人当りの国民所得を増やすのが先決。

勘違いしないで欲しいが、日本は もう成長できない などと左翼みたいな考えは持ってなく
少ない仕事量で デカく稼げる国になれ! ということ。