0001ムヒタ ★
2018/05/09(水) 05:45:23.30ID:CAP_USER本社があるカリフォルニア州マウンテンビューで8日から始まった開発者向け年次会議「I/O(アイオー)」で明らかにした。新技術は同社の会話型AI「アシスタント」やモバイル端末向け基本ソフト(OS)の新機能としてスマホやスピーカーを通じて一般消費者が使えるようになる。
自動予約はスマホ内の会話型AIに「5月10日の午前10時から12時の間に女性用のカットでいつもの美容院を取って」となど話しかけると、自動で店に連絡して実際の人間と時間調整などをしながら予約を進める。まだ試行段階だが、導入を前提に開発を進めているという。
ほかにも2人が同時に話す会話内容を分けて再生する機能や、白黒写真を自動でカラー化する機能など、グーグルが得意とする音声や画像認識の技術を駆使した新技術を相次ぎ発表した。過去数年のアイオーと比べてAIを誰もが身近に使えるようにするための開発が増えている。
例年、グーグルの先進技術のアピールの場となってきたアイオーだが、今回はAIの浸透にともなう同社の「社会責任」にも言及した。
会議での基調講演に臨んだスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は「技術は前に進む促進力だが、そこばかりに目を向けていることはできない」と発言。「ものごとが正しい方向に向かっていくために深い責任を感じている」と述べた。
フェイスブックの不正情報流出を機に個人データを独占的に扱う巨大プラットフォーム企業への批判が高まっている。グーグルもフェイスブック同様に広告収入を原資にユーザーに無料のサービスを提供しており、ピチャイCEOの発言はこうしたビジネスモデルへの批判をかわす狙いもありそうだ。
2018/5/9 3:50
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30241110Z00C18A5000000/