日本航空は格安航空会社(LCC)を新設する。日本発着の格安便では初となる欧州や米本土向けを含む中長距離路線の運航を2020年にも始める。日航はこれまで経営再建を優先し、LCC事業は共同出資会社による短距離便の運航にとどまっていた。世界の長距離国際便市場で中東勢やLCCが台頭しつつあるなか、日航の新会社が加われば消費者の選択肢は一段と広がる。

 新会社は成田国際空港を拠点に、日航の既存国際線が就航し…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30211000Y8A500C1SHA000/