日本経済新聞 電子版 2018/5/8 2:00
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30154950X00C18A5DTA000/

 ニコンの2019年3月期の連結営業利益(国際会計基準)は、前期推定比3割増の700億円程度になりそうだ。
中国などで堅調な有機EL向け設備投資が追い風で、今期から本格導入するディスプレー用
大型露光装置が伸びる。研究開発費や広告宣伝費などの効率化で採算が改善する。

 今期は液晶や有機EL製造に必要なフラットパネルディスプレー(FPD)露光装置の収益が拡大する。
中でも市場を独占する高単価の「10.5世代…