0001ノチラ ★
2018/04/17(火) 20:30:16.56ID:CAP_USERマクロ記録機能を使うと、自分でコードを記述することなく、Googleスプレッドシート上で行う操作を記録して、同じ操作を自動処理で再現できる。記録したマクロは、JavaScriptベースのGoogleのスクリプト言語「Apps Script」のコードに自動で変換される。処理内容に変更を加えたい場合は、記録済みのコードを直接編集できるので、マクロを最初から記録し直す必要はない。
また、Apps Scriptで自作した関数を新しいマクロとしてインポートすることもできる。
GoogleでG Suite担当プロダクトマネージャーを務めるRyan Weber氏は、2018年4月11日の公式ブログ記事で次のように表明している。「当社は、マクロへのアプローチを変えることで、企業の業務自動化を支援したいと考えている。すなわち、クラウドファーストというアプローチだ」
Googleスプレッドシートのマクロは、クラウドベースのファイルに合った作りになっている。別のユーザーが作業している最中のファイルに対して、マクロの実行を並行して進めることができ、作業の中断を強いる必要はない。
「例えば、予算について会議している財務チームが、同じスプレッドシートに対して、マクロの実行とシートの見直しを並行して行える」とWeber氏は説明している。
現在Googleは、G Suiteのビジネスユーザー拡大を目指して、新しい機能やプロダクトのリリースを進めている。2月に提供を開始したチャットサービス「Hangouts Chat」もその1つだ。G Suiteの有料版を利用しているユーザー企業は現時点で300万社を超えているが、主なライバルである米Microsoftの「Office 365」に比べるとかなり後れを取っている。Office 365の月間アクティブユーザー数は1億2000万人だ。
米市場調査会社IDCのWayne Kurztmanリサーチディレクターは、G Suiteの最近のアップデートについて、オフィススイートとコラボレーションの市場でGoogleを本格的な対抗馬にするものだと話す。この市場は依然としてMicrosoftの牙城ではあるが、IDCの見方では、Googleは市場シェアの効果的な切り崩しを少しずつ進めていると同氏は言う。
「今回スプレッドシートに新機能を導入したように、Googleがユーザーエクスペリエンスと機能向上に照準を定めていることは、一般ユーザーとパワーユーザーの両方にうまく合う。これは、一般ユーザーを第一の照準にしてきたOffice 365に影響するはずだ」
以下ソース
http://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl/idg/14/481709/041700425/