日本産業機械工業会(東京・港)が12日発表した2月の産業機械受注額は、前年同月比23.3%増の3971億9900万円と、3カ月ぶりに前年実績を上回った。製造業、非製造業向けともに好調だった内需がけん引役となった。外需は前年を下回った。

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産業機械メーカー荏原の工場で生産されたポンプ部品

 内需は36.4%増の3113億2900万円で、2カ月連続の増加となった。民需のなかで非製造業向けが116.4%増、製造業向けが4.1%増だった。ボイラー・原動機や金属加工機械などが好調だった。官公需向けは17.5%減と振るわなかった。

 外需を示す加盟する主要約70社の輸出契約は10.3%減の766億1000万円で、4カ月連続で前年実績を下回った。プラント案件の受注がなく、アジア向けが振るわなかった運搬機械などが減少した。

(スレ立て依頼から)
2018/4/12 12:19
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29293270S8A410C1XA0000/