高さ200メートル(およそ40階)以上の「超高層ビル」が建設ラッシュだ。2018年は世界で前年比6割増の約230棟が完成する見通し。うち6割を中国が占める。経済成長による都市部の人口増が背景だが、多額の資金と長期の建設期間が必要な超高層ビルは経済の「遅行指標」の側面もある。適温経済で育ったカネ余りのピークアウト現象かもしれない。

 世界の建築家などの専門家が集まる「高層ビル・都市居住評議会(CTB…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29128990X00C18A4EA1000/