金融政策と財政政策はどう協調すべきか。そのポリシーミックスを決める場に日銀はどう関わるべきなのか。かつて小泉政権で経済財政担当相として日銀の金融政策決定会合に出席し、物価目標の導入を主張し続けた竹中平蔵・東洋大教授に聞いた。

 ――現在の日銀法や共同声明は変える必要ありませんか。

 日銀は金融政策の専門家集団として、独立して金融政策のあり方を決めないといけない。その大原則を揺るがせてはいけない。だが…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28370070Q8A320C1000000/