本日の詳細

<11:01> 日経平均はやや持ち直し、イベント前のポジション調整も

日経平均は2万1400円後半にじりじりと持ち直してきている。堅調な経済の基調
に変化はなく「積極的な売りが目先でさらに強まる感じではない」(国内証券)との見方
もある。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を20─21日に控えている。イベン
ト自体にサプライズはないとみられているが「その後の相場反応は読みにくい」(同)と
される。日本では21日が祝日となることもあって「いったんポジション調整の動きにな
りやすい」(国内投信)との声も聞かれる。


<10:07> 日経平均は一時300円近い下落、政治不安で模様眺めも

日経平均は安く寄り付いた後、いったん持ち直したが長続きしなかった。2万130
0円台後半へと再び下げを拡げ、一時300円近い下落となった。国内外の政治不安や、
1ドル105円後半に下落している為替の円高気味の推移が重しになっている。
市場では「首相が辞任するような展開にでもならなければアベノミクスに変化は生じ
ない」(国内証券)との見方も聞かれるが、足元では「各メディア調査の支持率の低下が
急なため手がけにくい」(別の国内証券)と、様子見になりやすいという。

<09:06> 寄り付きの日経平均は続落、国内の政治不安が重し

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比138円61銭安の2万15
37円90銭となり、続落して始まった。週末に報道各社がまとめた世論調査で安倍政権
の支持率が軒並み急低下したことに加え、きょう参院予算委員会で行われる「森友問題」
を巡る集中審議を控え、国内の政治不安が意識されている。業種別ではパルプ・紙、非鉄
金属、サービスなどが安い。半面、鉱業、電気・ガス、石油・石炭製品はしっかり。


<08:35> 寄り前の板状況、主力輸出株はやや売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、
キヤノン 、ソニー 、パナソニック などの主力輸出株がやや売り
優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック<6
954.T>なども若干売り優勢となっている。
メガバンクは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシ
ャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買いまちまちとな
っている。