米アマゾン・コムの最高経営責任者(CEO)、ジェフ・ベゾス氏は宇宙旅行を身近なものにすることを望んでいる。ベゾス氏は今月10日夜、エクスプローラーズクラブの年次夕食会で、バズ・オルドリン・スペース・エクスプロレーション賞を授与され、「宇宙への入場料はとても高い。アマゾン宝くじで得た賞金を、太陽系の探検に行けるよう宇宙の入場料を大幅に引き下げることに使いたい」と語った。

ベゾス氏は以前、再利用可能なロケット開発を手掛けるブルー・オリジンに、アマゾン株を売却した資金で年10億ドル(約1060億円)程度を投資したいと述べていた。

ベゾス氏の資産は1310億ドル。そのうち1250億ドル相当がアマゾン株だ。資産は今年、ブルームバーグ・ビリオネア指数に含まれるどの富豪よりも大きく増えた。(ブルームバーグ Amanda Gordon、Tom Metcalf)
2018.3.17 05:00
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180317/mcb1803170500015-n1.htm