投資家のテスラに対する信頼感が下落「倒産の可能性を否定できない」
http://news.livedoor.com/article/detail/14457847/
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テスラに関する最も重要な問題は、同社の債務返済能力が低下していることだ。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、テスラは「困窮」している。

企業の倒産危険度を示す「Zスコア」(株価、運転資本、内部留保、その他から算出)によると、テスラのスコアは1.26で、2014年以降、最も低くなっている。
投資家の多くは、このスコアが1.8未満の企業について、「倒産の可能性を否定できない」と考える。1.0以下になれば、2年以内に倒産する可能性があると判断される。

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこれまで、まるでサーカスの客引きのように聴衆を引きつける能力を発揮。
スーパーヒーローのような自らの力に対する信頼を維持させることに成功してきた。だが、それでも同社の株価はすでにピークを越えたと考えられる。その理由は、以下のとおりだ。

1. 生産目標が達成不可能

もちろん、モデル3の人気は高い。だが、テスラはその需要を満たすのに十分な台数を生産することができずにいる。すでに、週5000台の生産を目指すとした目標達成の時期を先送りしている。

いずれも匿名を希望したテスラの従業員と元従業員はそれぞれ米CNBCテレビの取材に対し、テスラの部品と製品の不良率は「驚くほど高い」と語っている。これは、モデル3の生産目標達成に向けた同社の能力を大きく脅かすものだ。(後略)