>>119
ギリシャをお忘れですか。どこがデフォルトリスク・ゼロなんですか。
仮にユーロという通貨を採用していなくても同じ。リーマンショックのとき、
史上初めて、民間の調達金利より政府の調達金利が上昇したんですよ。
ソブリンリスクって言いますけど、最後の資金の融通さえ危ないって時代。
つまり、公的資金の注入なんてできず、ベイルインといって預金者に、
責任を取ってもらう。預金なんて金融商品が保護される時代ではないのは、
既に1990年代後半には明らかなはずですが。

アメリカでも、債務上限だとか、財政の崖だとか散々言われているし、
財政ファイナンスについても、有力なヘッジファンドの方が基準緩和を、
述べられてるような記事を読みましたが。通貨の信認は、例えば金利上昇で、
保有金融資産の評価損を計上するということがあれば、平気で債務超過になる。
インフレになるといっても、単なる物価水準だけが上昇して経済規模は拡大せず、
資産価格も上昇しなければ、ほぼ破綻確定でしょうね。その恐れが出てますが。