「スマホユーザーの66%が通信速度制限を経験している」――LINEモバイルは3月5日、こんな調査結果を発表した。スマートフォンを持つSNS利用者4539人を対象に「SNS利用環境に関する意識調査」を実施。SNSのヘビーユーザーほど通信速度制限を経験する傾向が高いという。
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多くの通信キャリアは、同月内に使った通信量が契約している通信量を超えると、通信速度制限を行う仕組みを採用している。調査では、スマートフォン利用者の66%が、通信速度を制限された経験があると回答した。

 SNSのヘビーユーザーほど通信速度を制限される傾向があり、Twitter、Facebook、Instagramをそれぞれ1日10回以上利用する人のうち、Twitter利用者は77%、Facebook利用者は72%、Instagram利用者は84%が速度を制限された経験があった。

 「どれくらいで通信速度制限にかかるか事前に把握している」と答えたのは22%にとどまり、「通信会社からの通知で知る」(56%)、「気付くといつの間にか制限にかかっている」(22%)など、ほとんどの人が無意識のうちに制限にかかっているようだ。

 通信速度制限を防ぐために気を付けていることは、1位「Wi-Fi接続時以外は動画を見すぎないようにする」(63%)、2位「大容量データ通信はできるだけWi-Fi接続時に行う」(57%)、3位「Wi-Fi接続時以外はSNSを使いすぎないようにする」(24%)と、Wi-Fi接続下での利用を意識する内容が上位を独占した。
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 調査には、LINEのスマホ専用調査サービス「LINE Research Platform」を使用。対象はスマホでSNSを利用する全国の15〜59歳の男女。調査期間は2月16日〜20日。
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