日本は 何もかも 中途半端だからな。

終身雇用 年功序列は崩れた とか言いながら 完全に崩れてはおらず、それに護られてる者も沢山いるし
完全に壊れてないから、そこから放り出されると悲惨な目に合う。
逆に、そこから放り出されないように無能な者もエゴと保身に全力を注ぐ、本来の業務ではないのに。

雇われやすくクビになるかも知れない社会で 仮にリストラされても次があるが
終身雇用 年功序列が残ってる中で いきなりリストラされたら パイが小さい 椅子取りゲームの椅子が少ないから、もう堕ちるところまで堕ちる。
過労死や鬱やブラック企業登場などは、これも原因だろう。

そしてクビに出来ないから雇用を絞る 他の企業も一斉に。
それがロスジェネ 氷河期世代をつくり、今尚 多くの問題を引き摺ってる。

終身雇用 年功序列 企業内労組 護送船団方式を続けるのか 完全にヤメるのか
宙ぶらりん の中で、一部だけ 能力主義 成果主義賃金 とか取入れてリストラしたりするから
その中で守られた側の者と 斬り捨てられた側の者では 生活が天地の差になり
社会の断層が生まれてる。

でも まだ諸外国みたいに酷い目に見えるほどの格差問題になってないのは、一見 ムダと思える財政支出があるから。
今みたいな税金の使い道をするのが良いとは思わないが、国民皆保険 生活保護など 社会保障が最大の財政支出項目だからで
本当に財政が黒字になるぐらい社会保障だけでなく公共事業も地方交付税交付金もギュっと絞れば
途上国なみの格差社会になる。
財政で格差を縮める方策は決して良策ではないが。