【漫画】出版、最後の砦マンガ沈む 海賊版横行で販売2ケタ減
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出版科学研究所は25日、2017年の出版市場が前年比7%減の1兆3701億円だったと発表した。前年割れは13年連続で市場はピークの半分に縮んだが、関係者を驚かせたのはその内訳だ。最後の砦(とりで)の漫画単行本(コミックス)販売が13%減と初めて2ケタの減少に沈んだのだ。苦境の背後には急速にはびこり始めた海賊版サイトの拡大がある。
25日に公表された漫画本販売の市場データをみながら、大手出版社の販売責任者がつぶやいた。「コミックスの落ち込みはもっとひどいのでは」。実際、取次大手のトーハンによると17年4〜9月の漫画の売上高は前年同期比18%減。日本出版販売では例年売り上げが膨らむ年末年始に2割近い減少だった。同社の安西浩和専務は「ショッキングな数字だ」と話す。
1996年をピークに縮小傾向が続く出版市場。そのなかで人気漫画の単行本は堅調な数少ないジャンルだった。集英社の「週刊少年ジャンプ」など急激な落ち込みが続く漫画雑誌を05年に逆転し、前年を上回る年も何度かあった。下げが目立ち始めたのが3年前。16年に2千億円を割り込み、17年には約1700億円まで縮小した。
出版社が漫画の電子化を進める影響もあるが、関係者の多くが失速の原因に挙げるのが海賊版サイトの横行だ。ある出版社では17年秋に漫画本の売れ行きが突然鈍り、調べると複数社の人気漫画を集めた海賊版サイトに読者が流れていた。被害額は月4億〜5億円に上ったという
こうしたサイトがスマートフォンの普及とともに急増。「ワンピース」など人気漫画の掲載情報はネット上の口コミで瞬く間に広がる。サイトはもちろん非合法だが、海外のサーバーを経由するなど運営者の特定すら困難な場合が多い。17年5月に閉鎖された「フリーブックス」もサーバー特定に3カ月かかった。
最大規模といわれるサイトを開いてみると、「七つの大罪」「ドラゴンボール」といった人気タイトルの表紙画像が5千以上並んでいた。時々表示される広告が収益源とみられるが、実態は不明だ。著作権法に詳しい福井健策弁護士は「海賊版サイトを見れば運営者は広告収入を得る。犯罪に加担しているという認識がない消費者も多いのでは」と話す。
相手が大手サイトを使うなら、違法な配信を防ぐ手立てはある。動画サイト「ユーチューブ」は著作権者が動画や音楽のデータを登録すると、他の投稿者が投稿した同じ内容のコンテンツを検出する仕組みを活用。著作権者はそれを閲覧できないようにしたり、広告を表示して自分の収益にしたりできる。LINEは人工知能で写真などの不正利用を検知するシステムを開発し、まとめサイトに試験導入した。ただ、海賊版サイトは運営者の連絡先すらわからないケースも多い。
出版社にとって漫画本は文字通りドル箱。漫画雑誌の掲載作品がもとになるためコストはあまりかからず、人気作品なら発売と同時に大量の販売を見込める。ある大手出版社の場合、漫画本だけで数十億円の利益を稼ぎ、赤字の雑誌などを合わせると利益は8割以上減るという。ドル箱の失速は死活問題だ。
深刻なのは書店も同じ。トーハンによると漫画本は全国の書店の売上高の19%を占める。書店の営業利益率は0.3%弱しかなく、漫画本が売れなくなればかなりの痛手になる。出版不況といわれて久しいが、業界が正念場を迎えているのは間違いない。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26157560V20C18A1TI1000/ >>689
いや、中にいた側だけどそれはないぞ>定期的にお金渡したり
漫画家はただの自由業者だから
いろいろ言ってる作家さんはアシを大量に抱えてたり自分ひとりで描けなくなってるとかでは
あと日本人の客サイドが会社のネームバリューなどに弱かったり新規開拓精神がなかったりなので
自費出版で儲かる社会じゃないのはあるかな
大勢になったら徐々に変わるだろうけど先にやってる音楽業界でも
歌手で個人でやるようになった人はこっちから検索で調べないと活動に気づけない こち亀で両津が漫画を描くエピソードの時に中川が専属契約について説明するシーンがあったけど
集英社の特殊事情を一般化されても読者に誤解を与えるわな
あぶさんとドカベンを並行して描いてた水島新司みたいな作家もいるもの 公式アプリで無料で読める系の宣伝もやめればいいのに。そもそも自分達で価値下げてるやん。 本物の価値を知ってる人間が偽物を買う
本物が高すぎるから偽物が適正価値なんです >>690
小説家は普通に前借りある
日本もアメリカも
ハメットが変装して缶詰になったホテルから抜け出した話が有名 >>695
かなり大物の作家さんの話ではないでしょうか
小説のパーティに何度か呼ばれたが社長が来てて漫画と規模が段違い
将来文芸で賞を取る可能性があるからとか何とか
一部大手にある専属契約金も連載してる時ならあるがそうじゃないとない
大手3社知ってるけど少なくともライトな小説や漫画でそんな世話するなんて話はない
大手ではある担当の資料調べとかもある程度にならないとお願いしにくいくらい
大物作家は今後業界が駄目になっても出版社サイドに残ると思ってるので
今問題なのは特別扱いの超大物ではなく普通の漫画家や作家が動かないのかという話かなと
周囲の話で言うと未だに必死で変な仕事でもしがみついてる漫画家などは
一番の原因は描きたいものがはっきりないからとかだと思う
描きたい作品というより商売 出版業界は過去にも、図書館による大量購入、万引き、古書店を本が売れない原因に挙げていたけど、
それがどこまで正しかったのかという検証がじゅうぶんに行われていないと思う。 つーか雑誌連載系の漫画は、編集者とのタッグみたいなもんだし。 違法ダウンロードなら、データ探すなり
なんなり手間も時間もかかったが
ハードル下がりすぎて誰でも気軽に
手を出すレベルまで下がられると
さすがに影響でかすぎるんだろ
出版社側も今までの商売が酷すぎるんで
ユーザーとしては、そーなんですかー
的な塩反応しかできないけど 3月になってから更新が止まってるんだって
もう終わりだろうな
あまりにも有名になりすぎた フリーブックスや漫画村がなければ漫画業界はブーメラン覚悟で
ソシャゲー中毒を問題視していたはず。 漫画の衰退というよりも、無料アップロードは日本の輸出コンテンツの破壊なので
これは貿易戦争なんだよ 接続した途端にビットコインの採掘
仕込まれて、回線潰れるクソサイト如きに
してやられる出版社もどうよってな
マンガだけなら連合組んで、電子版の値段や
サービス次第で、専用端末売り込むまで
できてもおかしくないパワーあるのに
マンガアプリすら各社バラバラの
フォーマットで出すとかね… >>703
日本のコンテンツなんてゲーム以外カスみたいなもん 漫画アニメ分野では市場規模でも影響力でも間違いなく巨頭だわ
いまはネット時代で海外のスタイルを取り入れることも盛んになってるけど
アメリカのその分野のプロもよくファンアートを描いてるし
アジアはもっと日本をベースにしてることが多かったり うんアメリカでも日本の漫画っぽいのが増えてる
でも中国系とかがうまくてアメリカにいてアメリカの作風も入れつつ日本風で実にうまい
中国系の人は日本人のように親しみやすい絵を描く人も多く結構好き
デザインで有名なバークレー校出た人とか絵もうまいし
東南アジア系もうまい人が出てきてるので負ける可能性がある
今の日本の漫画で勝ってるのはスピード感くらいかな
バトルの描き方や流れはなかなか真似できないからね 売れる漫画とただ読みされる漫画はどこが違うのか。
「君たちはどう生きるか」200万部
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030900728&g=soc
マガジンハウスは9日、昨年8月に出版した「漫画 君たちはどう生きるか」
(原作・吉野源三郎、漫画・羽賀翔一)の累計発行部数が200万部を超えたと発表した。 >>708
その漫画は読者層が明確に違う
一般的には売れる漫画=ただ読みされる漫画だよ 売れるマンガは、普通に売上げが出る
マンガでは…
メディアミックス商法も昔ほど効果がないし
というか、何十年同じ商法やってるのかな?
って思うくらい売り方が変わらないのも
出版衰退の原因だと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています