Chrome OSを搭載したChromebookを使っていて、Googleが提供するオフィススイートに代わるものをお探しの方へ。ついに、Microsoft OfficeがChromebookで使えるようになりました。Word、PowerPoint、Excel、OutlookといったOfficeアプリは、これまでmacOS、iOS、Androidデバイスで使えましたが、Chromebookは置き去りにされていたのです。ただし、お使いのモデルによっては、多くの人が「あって当たり前」と思う機能でも、いくらかお金を払う必要があるかもしれません。

Google Playストアを利用できるChromebookが必要
Microsoft OfficeがChromebookで使えるのは助かります。特に、価格を抑えたChromebookが教育やビジネス市場で人気が高いことを考えると、ありがたいことです。でも、すべてのChromebookでMicrosoft Officeを利用できるわけではありません。

利用できるのはAndroid版アプリなので、Google PlayストアからアプリをダウンロードできるChromebookが必要です。Google Playストアに対応したChromebookのリストが公開されているので、お使いのモデルがリストにあるかどうか確認しましょう。OfficeアプリがChromebookで使えることを発見したウェブサイトChrome Unboxedによると、Googleの「Pixelbook」など、最近リリースされたChromebookはアプリに対応しているようです。

大きい画面のChromebookは、Office 365の契約が必要
Microsoftによると、ディスプレイが10.1インチより大きいモデルの場合、文書やスプレッドシート、PowerPointのプレゼンを作成、編集するためには、Office 365のサブスクリプションが必要になるとのことです(月額6.99ドルから)。

もちろん、Googleドキュメント、Googleスライド、GoogleスプレッドシートなどのGoogle製オフィススイートアプリを利用するなら、サブスクリプションは必要ありません。

確かに、サブスクリプションを購入すれば、Microsoft Officeの作成と編集機能だけでなく、1TBのMicrosoft OneDriveクラウドストレージと、デスクトップ版のMicrosoft Officeが利用できます。でも、ちょっとした文書を編集するために月額料金を払いたい人が多いかどうかは疑問です。
https://www.lifehacker.jp/2017/12/171213-now-you-can-use-microsoft-office-apps-on-chromebook.html