>不良が世の中から姿を消した背景には、敵だった大人がソフト化した結果、
>子どもは逆らい続ける必要がなくなった、ということが大きく影響していそうです。

>青系は「学校へ行くのがいや」など学校や先生との関係性、赤系は「家出をしたい」など親との関係性、
>緑系は「友達と絶交」など友人との関係性に関する項目ですが、総じて今回の調査が過去20年間で最低となっています。
>反抗する相手がいなくなった子どもたちは総じて丸く、優しくなり、
>さまざまな面で門の立たない、つつがない暮らしを送るようになっているのです。
>これでは、不良が激減し、モテなくなるのも当然といえば当然でしょう。

「大人がソフトになったので子供は反抗しなくなった」…それは不良がいなくなった理由の説明にはなるが
不良がモテなくなった理由の説明にはなっていない

子供達は「角が立たない生活をしている」のではなく
「角が立たないように生活をしている」んだ
だからこそ波風を立てるやつを拒否する

今の強圧的な大人では「反抗は損である」と子供達は感じているのだろう

昔、反抗できたのは「反抗した若者もやがて更正できる」という社会にゆとりがあったから
今では反抗すれば即座に社会からドロップアウトして絶望的になる
子供達をそれを感じているから反抗しなくなったのだろう