0001ノチラ ★
2017/11/09(木) 19:39:48.88ID:CAP_USERビットコインは、取引データを記録した「ブロック」を連鎖させた「ブロックチェーン」技術により、多重利用や改ざんを防いでいる。だが、利用者の急増でデータ量が増え、取引確定に時間がかかるようになったため、仕様を変更する議論が行われてきた。
今年8月、データ量を圧縮する「Segwit」導入に成功。Segwitは、ブロックサイズを維持して元のビットコインとの互換性を保つ「ソフトフォーク」と呼ばれる仕様変更だ。11月16日ごろには、ブロック容量が2倍になるが、元のビットコインとの互換性が失われる「Segwit2x」(ハードフォーク)の導入を、一部の開発者などが計画していた。
Segwit2xを導入すると、元のビットコインのブロックチェーンを破棄し、新たなブロックチェーンに移ることになる。円滑に実現するには、開発者やマイナー(ビットコイン採掘者)、取引所など全員の合意を得ることが理想だ。だが、コア開発者や一部マイナーが不賛成に回っており、このまま分裂を強行すれば、元のビットコインと「Segwit2x」導入後のビットコインとで争いが起き、ビットコインの信用が失墜するのでは――など懸念が出ていた。
Segwit2xを主導していたグループの代表・マイク・ベルシェ氏(ビットコインウォレット企業・米BitGoのCEO)は8日、Segwit2xの導入を延期すると発表。「我々はブロックサイズ拡大の必要性を強く信じているが、さらに重要なのは、コミュニティーの絆を保つことだ。われわれが十分なコンセンサスを構築できていないことは明らか。分裂を強行すると、コミュニティーを分裂させ、ビットコインの成長を後退させる可能性がある。これは決してSegwit2xの目標ではない」とコメントした。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/09/news062.html