ソニーの教育事業子会社、ソニー・グローバルエデュケーション(SGED、東京・品川、磯津政明社長)は2日、家庭教師派遣などのトライグループ(東京・千代田)とコンピューターを操作するためのプログラミング教育で提携すると発表した。トライグループの講座にSGEDがプログラミング教材を提供する。

 文部科学省が2020年度から小学校でプログラミング教育を小学校で義務化することに対応する。SGEDが提供するのは「KOOV(クーブ)」と呼ぶプログラミング教材。ブロックと電子部品を組み合わせてロボットを製作し、専用アプリでプログラミングしてロボットを動かすという内容だ。今年から一般向けに販売を始めている。

 トライグループはクーブを使い、24回の講座で構成するプログラミング教室を全国で展開する。17年度末までに200教室、1000人に広げる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23053610S7A101C1X20000/