海道ではサンマやイカが不漁となる中、秋の味覚の代表・秋サケもことしは不振が続き、イクラも高騰しています。なぜ、不漁となっているのか、漁業のまち、釧路で取材しました。

最盛期のはずが…秋なのに取れない秋サケ
サケといえば北海道。10月は秋サケ漁の最盛期です。例年であれば漁船の底は水揚げしたばかりのサケで埋め尽くされているのですが…。
釧路市内の漁港を見に行ったところ、戻ってきたどの船もガラガラの状態。

「これでは商売にならない。去年も悪かったが、ことしはもっと悪い」と漁業者も落胆の色を隠せません。

農林水産省のまとめによりますと、全国のサケの漁獲量は、平成8年をピークに減少傾向。去年は36年ぶりに10万トンを割り込みました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171020/K10011184021_1710201448_1710201500_01_04.jpg

漁獲量の8割以上を占める北海道では、去年は記録的な不漁といわれ、漁業関係者はことしの漁に期待していました。

ところが…。

北海道のまとめによりますと、今月10日までの漁獲量は去年の同じ時期の67%と漁が上向かない状態が続いています。
イクラが高騰バブル期並みの高値に
秋サケの不漁に大きな影響に受けているのが、サケの卵・イクラ、小売店ではイクラの値上げが相次いでいるのです。

釧路市民の台所で観光客も多く訪れる和商市場で、50年以上営業している店では、新物のイクラ、100グラムの価格が1200円に。
以下ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171020/k10011184021000.html