21年ぶりの株高でも… 実感なき“景気拡大”のワケ
10月13日23時10分
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_142297/easy/

9日連続で日経平均株価は上昇し、およそ21年ぶりの高値となりました。
株価上昇の中、個人投資家からの売買注文はあまり増えておらず、実は、株価を押し上げた主役は「海外の投資家」です。

9月の3週目まで日本株を売り越していた海外投資家が先週、今年最大となる6,575億円を買い越していました。

実際、景気は良くなっているのか街で聞くと、実感を感じていない声が多く聞かれました。
8月9月と相次いで値下げした西友では、値下げ後、売り上げ数が30倍になった商品も。
客はまだ節約傾向で、しっかりしたメーカーで価格の安いものが売れているといいます。

好調な輸入車、BMWの販売台数の牽引役は低価格帯のラインナップでした。
国産車からの乗り換えも低価格車へ。すでにBMWを持っている人でも手ごろな価格の車を買うといいます。

景気拡大の実感がわかない理由について専門家は「いざなぎ景気と比べて賃金が伸びていない」と指摘します。