日本民間放送連盟の井上弘会長は21日の定例会見で、NHKがテレビ放送をインターネットで同時に流す常時同時配信を2019年度から開始する方針を示したことについて、「スケジュール優先だ」と批判した。ネット受信料の議論を先送りしたためで、説明が必要だと訴えた。

 NHKは19年度のサービス開始時点では、常時同時配信は受信料契約を結んでいる世帯へのサービスと位置づけた。一方、ネットのみの視聴者の料金負担については、議論が棚上げされた。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21IHH_R20C17A9TJ1000/