JA全農=全国農業協同組合連合会は、生産者が使用する農薬の価格を抑えるため、三菱商事と合弁で農薬の製造や販売を行う会社を設立することになりました。
発表によりますと、JA全農は、三菱商事と合弁で農薬の製造や販売を行う新たな会社を来月設立し、来年4月から営業を開始するということです。

全農は新会社で、価格が安いジェネリック農薬などを扱うことで、生産者が使用する農薬の価格を抑えて生産コストの引き下げにつなげたいとしています。また、国内での販売だけでなく海外への輸出も行って、2021年をめどに新会社の売り上げを100億円まで拡大したいとしています。

新会社の設立は、政府の指摘を受けて、全農が進めている農家の所得向上に向けた改革の一環で、農薬の販売などに実績がある三菱商事のノウハウを取り入れて改革を加速させる狙いがあります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170914/k10011139561000.html