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 EIZO株式会社は、4月18日に発表した31.1型HDR対応のDCI 4K(4,096×2,160ドット)液晶ディスプレイ「ColorEdge PROMINENCE CG3145」を12月18日に発売すると発表した。税別直販価格は2,850,000円。

 HDR映像製作工程において、最終色調整に使用するEIZO初のHDRリファレンスディスプレイ。HDR映像コンテンツの色調整/評価用ディスプレイに求められる高輝度/高コントラスト比および入力特性を実現した。

 輝度は1,000cd/平方mに達し、コントラスト比も液晶ディスプレイとしては世界初となる100万:1を実現。HDR入出力特性であるPQ方式とHybrid Log Gamma方式の両方をサポートする。

 従来のHDRリファレンスディスプレイでは、バックライトを分割制御することで高いコントラスト比を実現しているが、これに起因して明暗比の大きい部分の輪郭がにじんで見える「ハロー」と呼ばれる現象が発生する。また、表示内容に左右されて画面輝度が変動する場合がある。

 CG3145では新型のIPSパネルを採用し、専用の高輝度バックライトユニットと組み合わせることで、上記のような弱点を克服するという。

 10bit入力および24bit LUTを備え、高精度の階調/色表示を実現。ズーム機能や色域外警告機能を搭載。ワンタッチで取り付けできるマグネット式遮光フードが付属する。

 おもな仕様下表のとおり。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1080920.html