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米Microsoft Corporationは8日(日本時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の8月アップデート(v1.16.0)を公開した。本バージョンにも多くの機能改善が盛り込まれている。

 まず、ワークベンチ(エディターをホストするアプリケーションの土台)ではドラッグ&ドロップ操作を拡充。メインウィンドウ左側の[検索]パネルや下部の[問題]パネルに現れるファイルをドラッグ&ドロップで開けるようになった。ドラッグ中には視覚エフェクトも表示されるので、ドロップ後にどのエディターパネルでファイルが開かれるかも把握しやすい。

 また、HTMLの編集機能では、開始タグを入力すると自動で閉じタグを挿入する機能や、カラーピッカー機能がサポートされた。JavaScript/TypeScriptでは、指定したコード部分を関数として抽出するリファクタリング機能が新たにサポートされている。そのほかにも、統合ターミナルへのクイックオープン機能の統合、ドキュメントの整備、マルチルートワークスペースのプレビュー導入などが行われているという。

 「Visual Studio Code」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
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