勘違いしてはいけないのは
黒田緩和が無ければ日本は大丈夫だったということではない

そもそも日本人の危機意識は低すぎる
人口動態悪化の影響だって最近になってやっと認識しだしたレベル
将来に不安はあっても少々の節約で何とかなる程度の意識しかない
だから僅かな負担だも回避しようとし都合の良い話に飛びついてしまう

現状を維持するには低利での国債による資金調達を限界まで続けるしかない
遅かれ早かれ出口の無い異次元緩和に手を染めるのは時間の問題だった
おそらく年金支給を70歳、75歳とかにして実質財産没収みたいな形を取るだろう
かりに定年が65歳まで延長されたとしても年金支給までの5〜10年持ちこたえられない人は死になさいということだ
いくら高齢化で人手不足とはいえ65歳以上では満足に収入は得られないだろう