財政危ないと言われながら大丈夫だったのも
ほとんど人口動態で説明がついてしまいます

それは第一次ベビーブーム世代の団塊世代と
その子供世代である第二次ベビーブーム世代が
同時に現役世代にいた時期が長かったからです

人口構成で特に多いこの世代が稼ぎ手でいたから
家計貯蓄率は低下しながらも国内貯蓄総額を増やせたのです
それが国債の国内消化を支えたのです

団塊世代はほほ労働市場からは消えましたが
まだ蓄えがあるので何とかもっているのです
これが医療費で自らの貯蓄を取り崩すようになると
若い現役層は減る一方なので国内貯蓄は急減していきます
その時に国債に頼りきった財政は致命的です

日本の人口動態は後2〜3年で問題が一気に噴出することを示唆してます
それを屁理屈言って現実逃避は無意味なのです

人口動態と財政は無関係ではありません
全て連動して大きな影響が出てきます