>「人々の間にデフレ心理が根強く残っている」と警戒感を示した。

物価が上がらないのは、日本に限らず、世界的な傾向。
理由は、インターネット。
昔は、新聞のチラシで安売りを探さなければならなかったが、今は、ネットで
簡単に値段と性能の比較ができ、最安値も分かってしまう。

これでは、メーカーも小売りも値上げなんて出来ない。

経済学で言う、情報の非対称性が無くなって、情報を持っているはずの売り手が有利でなくなってしまった。

情報は価格だけではない。
例えば百貨店はバイヤーが消費者の知らない、又は、消費者に知られていない商品を仕入れる
ことによって、消費者の人気を集め商売していた。
しかし、現在は、商品の情報はネットを通じて瞬時に一般消費者に知れ渡る。
バイヤーの腕の見せ所が無いのである。

情報の非対称性、これがインターネットによって、崩れたことが、デフレの原因である。