本日の詳細

<12:50> 日経平均は一時130円超高、日銀決定会合の現状維持に安心感

日経平均は上げ幅を拡大し一時130円超高となった。2万0100円台前半で推移
している。日銀の金融政策決定会合の結果は現状維持となった。為替が1ドル112円台
前半まで円安に振れ、主力輸出株に買いが広がっている。
 
日銀は同時に「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」も発表し、景気判断を上方
修正する一方、従来2018年度としていた2%の物価目標の達成時期を19年度ごろに
先送りした。

市場では「一部では国債の買い入れを60兆円に減額するのではとの見方もあったの
で、現状維持で安心感が出た。円安進行を背景に先物主導で買いが入っている。ソニー<6
758.T>、TDK など主力どころもしっかりだ」(大手証券)との声が聞かれた。
  

<11:40> 前場の日経平均は続伸、米株高を好感し幅広いセクターに買い

前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比71円28銭高の2万0092円14
銭となり、続伸した。為替が1ドル111円台後半とやや円高基調で推移したが、前日の
米国株式市場で主要3指数がそろって最高値を更新、幅広いセクターに買いが入った。東
証1部の時価総額は600兆円を超えた。

TOPIXは年初来高値更新し、0.58%高で取引を終了した。東証33業種中、
海運、その他製品を除く31業種が上昇。水産・農林が上昇率のトップだった。

日銀の金融政策決定会合の結果公表を控える中、上昇幅は大きくないもののしっかり
とした値動きとなった。

日銀の経済・物価情勢の展望(展望リポート)の発表もあり、物価上昇率の見通しの
引き下げや2%の物価上昇目標の達成時期の先送りの可能性が指摘されているが「緩和継
続姿勢に変化がない限り、物価見通し引き下げや2%目標の先送りなどは特段材料視され
ない」(三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏)との声が
聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がり1450銘柄に対し、値下がりが430銘柄、変わら
ずが143銘柄だった。


<11:07> 日経平均はやや上げ幅拡大、東証1部の時価総額は600兆円超え


日経平均はやや上げ幅拡大、2万0100円近辺で推移している。円高一服で幅広い
業種に買いが広がり、東証1部の時価総額は600兆円を超えている。市場では「国内外
の景気は回復傾向にあり、日本は緩和継続を打ちだしている。欧米の金融政策が正常化に
向かおうとしているが、慎重にかじ取りさえできれば日本への継続的な資金流入が期待で
き、600兆円は一つの通過点とも見ることができる」(国内投信)との声が聞かれた。


<10:08> 日経平均は小幅高、グロース株優位の展開

日経平均は小幅高、2万0050円付近で推移している。東エレク 、TDK
、村田製作所 などのハイテク株が高い。市場では「イベント前で日経
平均の動きは鈍いものの、決算シーズン入りを前に好業績期待のグロース株に買いが入っ
ている。2万円前後は需給が拮抗する水準であり、日欧の中銀会合を通過するまで日経平
均の方向感は出にくい」(国内証券)との声が出ている。


<09:10> 寄り付きの日経平均は続伸、輸出株や内需関連にまばらな買い

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比26円04銭高の2万0046円
90銭となり続伸して始まった。為替が1ドル111円台後半と円高気味で推移している
が、前日の米主要3指数は最高値を更新。米株高を好感し主力輸出株の一角に買いが入っ
ている。水産・農林、医薬品など一部内需関連株もしっかり。


<08:42> 寄り前の板状況、主力株はまちまち

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ が
買い優勢。キヤノン 、パナソニック が売り優勢。ソニー は売り
買いきっ抗。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック がともに
買い優勢。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ が買い優勢。三井住
友フィナンシャルグループ が売り優勢。みずほフィナンシャルグループ
が売り買いきっ抗となっている。