本日の詳細

<10:40> 日経平均は再びマイナス圏、米金利上昇期待乏しく戻り売り

日経平均は再びマイナス圏での値動き。日中の安値を更新し、足元では1万9700円台後半で推移している。寄り付き後に「TOPIX先物に実需的な買いが入った」(大手証券トレーダー)との声も聞かれ、指数は切り返した。だが上値追いの姿勢は限られ、戻り売りに押されている。

市場からは「米株と米債が『デカップリング』の状況にある。米国株高の中期的なトレンドは変わらないとみているが、米金利低下とドル安/円高は日本株の押し下げ要因となり、上昇余地の乏しさが意識されている」(国内投信)との見方も出ている。

<10:03> 日経平均は小幅高、建設・空運などが買われる

日経平均は小幅高。1万9900円台付近で推移している。市場では「重要イベントを通過し、リスク回避のポジションが巻き戻された。ただ、上値を買う手掛かりは乏しい。建設、空運などの相対的に割安な銘柄を物色する動きが継続している」(国内証券)との声が出ている。

<09:34> 日経平均はプラス転換、流動性相場継続への期待で押し目買い

日経平均はプラス転換。1万9900円台後半まで戻している。低調な米経済指標や米連邦準備理事会(FRB)によるインフレ予想の引き下げなどを背景に、「米利上げペースがこれまでの市場の予想より鈍化し、流動性相場が続くとの期待から押し目買いが入っている」(中堅証券)との見方が出ている。

<09:08> 寄り付きの日経平均は続落、円高・ハイテク株安が重し

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比67円98銭安の1万9815円54銭となり、続落して始まった。低調な米経済指標を受けて外為市場では一時1ドル108円台まで円高が進行。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過後に109円台後半まで戻したものの、足元では再び円高に振れており、日本株の重荷となっている。

メガバンクが軟調に推移。ファナック、東京エレクトロンなどハイテク関連の一角も売りが先行している。半面、水産・農林や建設など内需系セクターはしっかり。日経平均は足元では下げ幅を縮める動きをみせている。

<08:26> 寄り前の板状況、主力株はまちまち

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車、キヤノン、ソニーは売り優勢。ホンダ、パナソニックは買い優勢となっている。

指数寄与度の大きいファーストリテイリングは買い優勢。一方、ファナックは売り優勢。メガバンクは三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループが売り優勢。三井住友フィナンシャルグループは買い優勢となっている。