日本の景気が良かった頃というのは、
資本主義のショーウィンドゥだの、防波堤だのやら、戦後復興なんかもあって、
アメリカも買ってくれていたし、国内でも、海外でも、需要があった。

しかし、日本政府が、日露あたりから作った外債の返済を終えた頃に、
冷戦は終結して、日米の貿易摩擦を是正するということになった。

アメリカ側は、日本で生産させたり、日本製品を買っているのに、
日本はアメリカのものを買わないということで、いろんな話し合いが持たれた。

有名なのは、プロザ合意や、日米構造協議あたりなわけだが、
これによって、北米など海外での現地生産、海外への技術移転、
バブル景気とその崩壊、 消費税、その後の赤字と、
それに起因する称し高齢化による 社会保障費の負担増というように、
日本経済は、どんどん空洞化していった。

景気が良かった頃を基準に考えると、日本経済が再びよくなるには、
同じような条件が揃わないといけないわけだが、それは無理だろう。

輸出企業の救済もいいが、いまは世界的に需要が乏しいし、
儲かったとしても、国内では製造していなかったりするから、
応分に庶民に還元されたり、税収が上がることは望めない。

税収については、タックスヘイブンの問題もある。

円安になれば、輸出企業は安くで売れるということで、有利に立てることもあるだろうが、
ドル高ということは、原料を輸入している下請けや、食料品の値段が上がって、庶民が苦しむ。

だから、途上国の人たちに日本に来てもらって、半額で働かせて、中国産を食わせようということなのよ。
で、選挙の時には盗作学会に入れさせ、盗作学会のアイドルグッズやアニメを買わせる。