0001ノチラ ★
2017/06/02(金) 18:15:45.69ID:CAP_USER凋落したニコン
5月11日、ニコンが都内で開催した平成29年3月期決算発表会。事前に苦戦が予想されていた通り、公表されたその数字は約71億円の最終赤字で、7年ぶりの赤字決算となった。
不振のデジカメは、レンズ交換式の販売台数が404万台(28年3月期)から310万台(29年3月期)に減少。さらに250万台(30年3月期)に減ると予想される。コンパクトデジカメも「623万台(28年3月期)→319万台(29年3月期)→230万台(30年3月期)」で、まさに「転落」という表現がふさわしい軌跡をたどる。
岡昌志副社長は「付加価値が大きい製品を追求するため台数は減少する」と説明したが、では一体いつ底は見えるのか。
岡氏は「市場の縮小がいつ下げ止まるか、どこまで下がるか判断は難しい。過去と同じペースで縮小する前提で計画を練っている」と苦渋の表情で語った。
ニコンは昨秋、希望退職を募集。国内で1000人以上が応じたが、もう一段のリストラがないとはかぎらない。今年7月、創立100周年を迎えるニコンの現実だ。
逆風…ざっと5分の1に
業界に吹く逆風の勢いが衰えない。カメラ映像機器工業会によると、2016(平成28)年の世界のデジカメ出荷台数は約2400万台。ピークだった2010(同22)年は約1億2100万台。ざっと5分の1に縮んだ。
各社が声をそろえるように「スマホに食われた」ことに原因がある。米調査会社IDCによると、スマホの世界出荷台数は2016(同28)年だけでも14億7350万台。その一台一台に、コンパクトデジカメと遜色(そんしょく)ない性能のカメラが搭載される。その急速な普及の波に、カメラが「飲み込まれた」と話す関係者もいる。
以下ソース
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170602/bsb1706021138003-n2.htm