(2017/5/18 10:30)

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米グーグルの開発者会議で講演するピチャイCEO=17日、米カリフォルニア州マウンテンビュー(時事)

【シリコンバレー時事】米IT大手グーグルは17日、音声認識による対話機能を備えた人工知能(AI)「グーグル・アシスタント」を、
年末までに日本語を含めた7カ国語に対応させると発表した。同社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンの一部に導入する。

話しかけるだけでさまざまな情報機器を操作することができる対話型AIは、あらゆるモノをインターネットでつなぐ「IoT」のカギになるとされ、
開発競争が激化している。対話型AIを搭載したスピーカー型端末「グーグル・ホーム」も年内に日本に投入する計画だ。

グーグルはまた、アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」向けに対話型AIの提供を開始した。
アンドロイドの利用端末数は20億台を突破し、スマホ市場で圧倒的なシェアを誇るが、競合関係にあるアップルのOS上でも活用を促し、
対話型AIで主導権を握りたい考えだ。

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00428640