電通が15日発表した2017年1〜3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比4%増の179億円だった。野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関連するスポンサー収入が増えたほか、海外事業も寄与した。

 売上高にあたる収益は15%増の2298億円、営業利益は1%増の321億円だった。国内事業の売上総利益は5%増だった。M&A(合併・買収)の効果もあり、電通イージス・ネットワークを中心に海外事業の売上総利益は29%伸びた。

 17年12月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は4%増の866億円を見込む。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


2017/5/15 16:03
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL15HJL_V10C17A5000000/