世論調査機関の中央調査社が21日発表したデジタル家電の利用調査によると、スマートフォンの利用率は58.4%と前年比2.1ポイント上昇した。ただ、伸び率は前年の6.6ポイントに比べ大きく鈍化。若い世代で普及が進む一方で、高齢者の利用は伸び悩んでいる。

 世代別に見ると、20〜40代は9割前後に達したが、60代は35.1%、70代は12.2%にとどまった。中央調査社は「今後の利用率上昇には高齢者での普及がカギを握る」と分析した。

 携帯電話の利用率は3.4ポイント低下の46.6%で、2005年以来、12年ぶりに50%を下回った。若い世代を中心にスマホへの移行が進んでいる。 

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