消費増税とインフレの関係
一橋大学経済研究所准教授 小黒一正
すなわち、消費増税は、(一時的であるが)インフレを起こす効果をもつ。
この関係で、1989年に消費税を初めて導入する際、インフレの加速が問題視されていたことは現在では完全に忘れられた事実となってしまった。
消費増税によるインフレ促進は、当時、竹下首相が消費税に関して整理した「6つの懸念」の一つであり、当時のインフレ率は0.8%程度であったにもかかわらず、それを懸念していたのである。
http://agora-web.jp/archives/1510644.html




「インフレ課税」? 消費増税が無くともインフレが進めば実質増税
インフレが進むと実質的に増税となる「インフレ課税」って何だ?
仮に消費増税が実施されなくても、日銀の量的緩和が想定以上に効果を発揮し、インフレが加速するような事態になった場合、増税とまったく同じ状況になるという事実はあまり知られていないかもしれない。
財政の世界ではインフレ課税という言葉がある。インフレが進むとそれは実質的に増税したことと同じになるのである。それはどういうことだろうか?
http://www.huffingtonpost.jp/2013/08/18/inflation_impact_n_3777658.html