あのレ点を使うパズルゲームのような奴がマンダリン理解の足しになるかは微妙だが、
いずれにしろ日本人は中国語習得に圧倒的優位を持つことに変わりはないな。

例えば今の英語800時間を、中国語800時間に差し替えれば、
日本人全員マンダリンペラペラになるだろう。英語教育と違ってな。
しかしそれは非現実的だし、コスト効果も悪い。

どの言語も「使い物にならないが、その言語に親しんで自助努力するための入り口にはなる」程度教えて、
後は自助努力で必要に応じてブラッシュアップしてもらう。
そのために必要なのが、英語は750時間。中国語は100時間ということ。

今後の時代、英語にうつつを抜かすのも良いが、
中国語教育も、大学での選択ではなく小中学校のカリキュラムに混ぜるべきと思う。
なぜならやはり世界最大の言語であり、かつ、アジア地域では重要度の高い言語だから。
屈辱的ではあるが、客観的にみて、日本語より重要度が高い言語であることは疑いようがない。
そして何より、「入り口」までに必要な勉強時間が短いため、教育カリキュラムに混ぜるコスト効果が極めて良い。