重度のアトピー性皮膚炎の新薬、有効性を確認 京都大など

アトピー性皮膚炎の新薬の臨床試験(治験)で中程度から重度の患者のかゆみ改善と安全性が
確認されたと、京都大大学院医学研究科の椛島健治教授(皮膚科学)らの研究グループが9日、米医学誌
「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の電子版に発表した。今後、薬事承認申請を
経て実用化を目指す。新薬は製薬大手、中外製薬(東京都中央区)が手掛けた「ネモリズマブ」。
ネモリズマブは神経細胞に結合することでかゆみを起こすと考えられているタンパク質の一種
「インターロイキン31(IL31)」を標的にした抗体製剤で、IL31と神経細胞との結合を防ぐ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/137bbcc4a672e0a4f045749dd5826e87267c5d0d