武田薬品工業、世界製薬メーカーとして生き残れるのか(1)

http://www.data-max.co.jp/kodama/290619_dm1701_01/

まずは、回答を下そう。武田薬品工業は世界製薬メーカーとして、60%の確率で生き残れる。

 ただし、次の条件が保証されることが必要である。
その条件とは、長谷川閑史会長(月末で会長退任して、取締役なしの相談役に就く)の持論である「アメリカで、世界で戦える組織づくり」と、「ヒットする製薬を開発できないと明日はない」という危機感を組織全体で保有すること。
この条件が保証し続けられることにある。