クラッシャー上司(クラッシャーじょうし)とは、労働問題にまつわる用語の1つ。
気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責め、あるいは暴言を吐いたりして
次々に部下を鬱と休職や退職に追い込むなど、その言動で部下を次々と潰してしまう上司のことを指す。

言葉の暴力で部下を威圧し、執拗に攻め立てることにより自身の部署内の存在感を示そうとしたり、
組織内での自己保身を図る。
自身に非があったとしても、それを認めることが絶対にできない性格であり、自身の非を指摘された
場合は脅迫まがいの攻撃性を他者に向ける。
職場で問題が起こった場合には、代わりに部下などを徹底的に責めることで自身の立場を守ろうとする。
業務能力自体は高い事も多く、クライアントや上司との間に問題が生じても、仕事量や論理構築能力(弁舌の能力)や
過去の業務経験を利用して徹底的に論破し相手を黙らせ、マインドコントロールすることで物事の捉え方まで上司と
同じになるように変えさせて強引に解決する能力も持つ。しかし、自分はその様な問題に陥った時でも不適応状態に
陥ることはないため、目下の者に膨大な論理を使って説得を繰り返し、他人や部下を不適応に追い込んでしまう傾向が見られる。
かくして、部下として配属された者は日常的に強烈なプレッシャーとストレスに苛まされ、次々と心を病んで辞職して行く。