暴言の今村・西宮市長、辞職願を提出

2/19(月) 16:28配信 読売新聞

兵庫県西宮市の今村岳司(たけし)市長(45)が19日、市議会議長に辞職願を提出した。

近く市議会定例会で同意され、正式に辞職となる見通し。

 今村氏は、4月に予定されている市長選への対応を取材しようとした読売新聞大阪本社の記者に「殺すぞ」などと発言したため、市議会から責任を問う声が出ていた。

今村氏は1月4日、1期限りでの退任を表明。
その後の記者への暴言を受け、議長が辞職を促したが、5月15日の任期満了前に辞める意向はないとしていた。

このため、市議会は「市のイメージをおとしめた」として、退職金(約2800万円)を減額する条例案を今月中に定例会に提出する方針だった。
市幹部らによると、今村氏はこれに不快感を示していたという。