特徴@ 人の入れ替わりが激しい、離職率が高く、年中求人を出している
特徴A 夜でも窓が明るい
特徴B パワハラ・モラハラが日常茶飯事
特徴C 精神論がまかり通る
特徴D 応募のハードルが低い
特徴E みせかけの裁量労働制 (みなし残業)
特徴F 正社員採用を偽装
正社員としての長期雇用を前提とする最終確認期間の「試用期間」は、すっかり「お試し」の採用になっている
だから「本採用」という言葉が出てくるのである
特徴G 自己都合での退職を迫る
日本では解雇規制がしっかりしているため、滅多なことでなければ正社員を退職させることは難しい
この解雇の規制をまぬがれるために、社員が「自ら辞めた」という形をとり、労働者に「一身上の都合で辞めます」と一筆書かせることで、訴訟リスクを軽減しようとする
もし労働者に「解雇は不当だった」と争われそうになったら、「こちらには証拠がある」と強弁する為
特徴H 「36協定」の穴を突く (労働基準法では、1日8時間・週40時間を労働時間の上限とするように定められている)
特徴I 辞めさせない (「解雇」や「退職」の逆で、社員をあえて辞めさせない 企業の考えていたタイミングの離職でもなく、労働者が「壊れて」いないうちには)
     転職活動をしようと思っていても、「後続が決まるまで勤めなさい」「あなたを雇うためにかかった手間の分は働いてもらう」など、色々な理由をつけて労働者が会社を離れられないようにする

「就職四季報(東洋経済新報社発行)」のチェックポイント
@ 3年後離職率 (厚生労働省の「職業安定業務統計」では大学新卒の3年後離職率は約3割)
A 離職率と離職者数 (1年間に会社全体でどのくらいの社員が退職しているかがわかる リストラなどの特殊要因がない場合は、5%を超えると高い水準)
B 給与 (「初任給」と「25,30,35歳賃金」を比較して、初任給が低く昇給率が高くない企業は要注意

口コミサイトのチェックポイント
第三者から評判や元社員などの実体験が記載されている口コミサイトは重要な情報源の1つ
新卒口コミサイトならみん就、転職口コミサイトならVORKERS、キャリコネがおすすめ
@ マイナスな情報(体力的・精神的にきついなど)
A 情報の多くはその人個人の主観的な考え方によるものなので、判断は慎重に

内定が出てからの注意点
内定の連絡が早い
「ぽんぽん」と内定を出す企業には、離職率が高くて常に人材が不足している、人材を使い捨ての道具としか考えていないなど、それなりの理由があると考えるべき