始まった「コロナ解雇」すでに1000人超…増加速度リーマン・ショック以上の深刻
いよいよ、コロナ解雇が表面化してきた。

 厚労省は3月31日、
新型コロナウイルスの影響で勤め先の経営が悪化して解雇されたり、
雇い止めにあった人が1021人に達しそうだと発表した。
30日までに全国のハローワークなどに寄せられた情報をまとめた。
また、内定取り消しは31日現在で23社、58人にのぼった。
解雇の業種は、観光バスや宿泊関連が中心だった。

 一方、企業が従業員を解雇せず、
休業手当を払って休ませた場合に支給される雇用調整助成金の活用は、
3825事業所が検討を進めている。
業種別では観光に加え、製造や飲食関連が多いという。