さわやかが並の味と言ってる奴はしろうと。
さわやかの味の最大の秘密は半分に割って仕上げの焼きを入れてくれる
お姉ちゃんの汗だよ。

「仕上げいたしましょうか?」
「?..すいません、ここ初めてなんです」
「承知しました。それでは仕上げいたしますね」
と、ずぶ濡れの見ず知らずのおじさんににっこり微笑みかけて隣に並ぶような位置で
仕上げの焼きを入れてくれたお嬢さんの思い出。以来、あの時以上に美味い
ハンバーグを食ったことはない。