大地震や伝染病、謎めいた秩父の「ヒゲ僧」も登場…南北朝時代・僧の対談記録を調査
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醍醐寺×高山寺…世相伝える重要な史料
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産である醍醐寺(だいごじ)と高山寺(こうさんじ)。
この名刹(めいさつ)の僧同士が南北朝時代に対談した内容が、詳細な記録として文書に残されていたことが分かった。
記録には、災害や病気の流行などに関する雑談も含め、当時の世相が多く盛り込まれており、重要な史料となる。
(中略)
謎めいた人物も登場。武蔵秩父(埼玉県)の「ヒゲ僧」という者で、「カミヲモソラズ、ヒゲノナガクテアレバ」と風変わりな姿をしていた。
対談では、「ヒゲ僧」が亡くなったと話しており、地方の僧ながら、死去したことが京都で話題になるほどの有名人だったとみられる。
(以下略)